くらしと金融問題研究会
くらしと金融問題研究会の紹介
賢い消費者を目指すには、日常生活に関わりの深い幅広い知識を身につけることが必要です。
当研究会では、そうした暮らしに密着した社会保障制度の仕組みから身近な金融商品まで、月1回テーマを取り上げ勉強会や意見交換会を行う自主研究会です。
研究成果などは必要に応じて情報発信もしております。
会の中には、FPや社労士などの有資格者も在籍しており、有益な情報も得られます。
随時、会員を募集しておりますのでお気軽にご参加下さい。
くらしと金融問題研究会

くらしと金融問題研究会からのお知らせ
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5月は「老後の暮らしお得情報!」と題して定例会を開催しました。    2019-5-8
会員の三澤健氏が講師になり、「老後の暮らしお得情報!」と題して、老後限られた収入でより豊かな暮らしのためのヒントについて講義されました。概要は以下の通り。
 
1 老後の収入と支出を確認
 総務省の「2017年家計調査報告」によると、高齢夫婦無職世帯の平均収入と平均支出の差は、毎月約5万5千円の不足です。収入が年金のみと考えると約7万2千円の不足になります。
 一方、日本人の平均余命は毎年伸びており、最近の簡易生命表では公的年金の受給開始時期の65歳時点で、男性は約20年、女性は約25年です。したがって、老後の生活補填に必要な金額を計算するには、個々人の収入と支出の状況によって変わりますが、年金収入のみの方が平均的な生活するには、20年間で1728万円が必要となります。

2 今後の支出を見直す
(1) 生命保険の見直し
・収入の保障〜自営業者が病気等になって収入が途絶えると、直ちに生活に支障が生じるので、それに備えた蓄え又は所得補償の保険加入の検討が必要です。一方、サラリーマンは一定期間傷病手当金で、ある程度の収入の保障があるので、自分の勤め先の制度も把握して不足する保障に絞り込むことで保険料負担を軽減されるケースもあります。
・医療保険〜公的医療保険には、高額療養費制度があるので、月ごとの医療費は一定額以上かからないので、自己負担額を把握したうえで、民間の医療保険の加入を検討することが重要です。
・死亡保障〜死亡保険金の必要性をよく検討するとともに、保険料の安い通販型の利用も検討の価値があります。街中の保険ショップの無料相談は慎重に考えましょう。
(2) 退職後の健康保険を考える!〜任意継続制度の利用と利用した場合の2年目は国民健康保険料の方が安く済むケースがあるので、比較検討が重要です。
(3) 通信費を見直す〜家計の大きな負担になっているスマホ代を見直しましょう。

3 節税を考える!
 ふるさと納税制度を活用すると、返礼品で寄付した地域の特産品などを楽しめるが、自分の収入に見合う寄付金額の目安を把握することが重要です。
 退職金の受給を年金で受け取るか、一時金で受け取るかによって税金も変わるので、受け取り方法を考えることで、節税につながります。

4月のテーマは「買い物上手になろう!小売り店から学べること」です。    2019-4-3
 4月は当研究会代表の水沢裕一氏が講師・進行役になり、「買い物上手になろう!小売り店から学べること」について解説されました。
 
 戦後大きく成長・変貌し、いまでは全国にいろいろな業態の小売り店が乱立しています。いわば競争状態なので各店とも購入してもらうためにあの手この手と工夫しています。

 物が不足していた時代と違い、消費者はあおられることなく「必要なものを必要なだけ購入する」ことで家計を守りましょう(ついつい流されてしまう心理も否定はしませんが) お店では、個別にタイムサービスをしたり、商品入れ替えをしたりこの時はお買い得です。近くのお店でその傾向を把握しましょう。これもまた家計に役立ちます。
 
 私たちが考えたいこともあります。それは「食品ロス」。食べられるのに廃棄されてしまう食品が1年間で646万トンというデータもありますが、それを処理するのにも多くのお金がかかっている現実を私たちはどうとらえたら良いでしょうか?

 廃棄を減らすこと、お店も必死。豆腐・納豆や生鮮品の売り場では、消費期限が複数日付であるのが現実です。「手前から商品をとりませんか?」このささやかな行動が現場への作業軽減貢献と食品ロスを減らすことにつながります。

 我が家の冷蔵庫にある在庫を把握し、必要ならば値引き品を購入しましょう。廃棄される前に買ってもらえばお店側も助かりますし私たちの家計に役立ちます。
 
 後半は参加会員から寄せられた質問への返答でした。「スーパー1店舗あたりどのくらいの食品ロスがあり近年の傾向は?」について。店にもよるが 破棄ロス率0.2%〜0.4%位との情報で少しずつ減っている傾向(店によりバラつき有)。

 「店がやたらと冷房が効いて夏でも寒い」について。 多くのスーパーは店内温度が、夏22度、冬18度くらいに設定されている。 ところが夏場は日中の最高気温が28度以上の日が多く、こうなると6度位の差があり半袖格好で店内入るとかなり寒さを感じる。  

 さらに要冷蔵コーナ(肉・魚・惣菜など)では10度以下の設定のため、この近くをとおると外気とは20度近くの温度差が生じる。これはたまらないですね。店側は商品の劣化を防げねばならないので、多少あたたかい服装をするのがよいでしょう。

 そのほか、販売方法や表示方法、セールの打ち方などについても質問と返答がありました。コンビニなどは、営業時間や入店方法そして買い物決済など新しい動きもあります。ご自分・我が家にとって、どのお店がフイットするのか引き続き調べてみることの大切さも強調されていました。

3月は「確定拠出年金の受け取り方」をテーマに開催しました。    2019-3-6
  今回は、当研究会の松浦清氏が講師になり「確定拠出年金の受け取り方」について講演していただきました。

【講演概要】
1 確定拠出年金の加入時のメリット
 ・掛金(拠出金)のすべてが所得控除できる。その結果、所得税・住民税が安くなります。
 ・運用益(利益)はすべて非課税となる。
 ・投資信託の信託報酬(運用手数料)が安い。

2 確定拠出金の加入時のデメリット
 ・原則、60歳まで引き出すことができない。
 ・毎月手数料がかかる。
 ・運用結果により、元本割れの可能性がある。

3 確定拠出金の受取時のメリット
 ・60歳でつみたてが終了しても70歳まで運用を続けることができる。
 ・受取時期は、70歳までの任意で決めることができる。
 ・受取方法は、一括・分割・併用の3種類から選択することができる。
 ・一括で受け取る場合は、「退職所得控除」の対象になる。
 ・分割で受け取る場合は、「公的年金等控除」の対象になる。

4 「退職所得控除額」の計算方法
 ・勤続年数20年以下〜40万円×勤続件数(80万円に満たない場合は、80万円)
 ・勤続年数20年超〜800万円+70万円×(勤続年数−20年)
 ・退職金等から上記の計算で算出された「退職所得控除額」を差引き、その2分の1が退職所得として課税の対象額になる。

5 「公的年金等控除額」とは
 ・公的年金等を雑所得として課税額を計算するにあたり、65歳未満で最低70万円、65歳以上で最低120万円控除することができる。
 ※受け取り方4事例を示され、その差異について解説された。

2月定例会は「相場格言と日々雑感の結びつき」「今現代の世界に対する心配点」を取り上げました。    2019-2-6
 2月定例会は会員の坂本恵子氏が講師・進行役になり、「相場格言と日々雑感の結びつき」「今現代の世界に対する心配点を挙げる」この2つについて参加者の意見を引き出すというユニークな企画を設定してくれました。

 意見、質問、こじつけ、反論など何でもOKということでのびのび自由な展開になりました。以下概要を報告します。

1 相場のことは、先人たちがその経験を基にしてさまざまな格言を残しています。例えば「相場は相場に聞け」〜の意味するところは相場の見通しが不透明なときには相場の流れをよく見て素直にそれに従った方がよいということ。また「山高ければ谷深し」〜相場は暴騰することもあるがその後反転し急落する危険をはらんでいる。上げ幅が大きいときほど下げ幅もきつい、ということ など。今回は、事前に14の格言を設定してくれました。参加者は順に講釈する流れです。耳にした格言が多いのですが、その意味するところについては参加者は悪戦苦闘、いい刺激になりました。相場への心構えについては統計・確率理論のほか感覚や理性のも大切なことを痛感し、また的確にまとめることの大切さも経験しました。
   ・「人の行く裏に道あり花の山」「落ちてくるナイフは掴むな」「もうはまだなりまだはもうなり」「麦わら帽子は冬に買え」「頭と尻尾はくれてやれ」「噂で買って事実で売れ」「閑散に売りなし」「押目待ちに押目なし」「ブルもベアも時々儲けるがホッグだけは儲からない」多くの格言があります。役にたつ格言として大切にしたいですね。
   ・事前に庶民の切実な思いが綴られている14の雑感については、読みながら前記の格言と結びつくものを選びました。生活実感を綴った雑感にはなぜかしら、相場や懐具合をうたったものが多いことに気が付きました。

2 参加者が危惧する今の世界
   1人1人が簡潔にのべました。出た内容は文字で表現にすると以下でした。
   「英のEU離脱」「貿易交渉」「トランプ大統領」「サイバー攻撃」「指導者難民」「排他主義」「環境問題」「朝鮮半島南北問題」「中国の進出」「米ロINF合意破棄」

*これまでとは違うあっという間の90分でした。お互いの顔が見え会員のコミュニケーションの場ともなったような気がしました。

H30年度の総括とH31年度の活動方針を話し合いました。    2019-1-10
今回は、平成30年度の総括と平成31年度の活動方針について協議いたしました。吉原副代表が進行役を務め、以下の事項について協議のうえ、決定いたしました。

1 平成30年度くらしと金融問題研究会活動状況
  現会員数は23名と報告の後、別紙の「平成30年度くらしと金融問題研究会活動報告書」に基づき活動状況の説明がありました。

2 平成30年度予算執行状況(見込み)
  平成30年度の当研究会の収支見込みについて内田会計担当から説明がありました。

3 平成31年度くらしと金融問題研究会活動計画(案)
 )莊遒猟衫祺颪粒催予定日および講師を以下の通り決定しました。

開催予定日 講師予定者 備考
4月3日 水沢 裕一
5月8日 三沢  健
6月5日 伊藤 一彦 オープン講座、部外講師(行政書士・FP)
7月3日 恩田 雅之 オープン講座
8月7日 吉原  進
9月4日 二ツ山政治
10月2日 小山  孝
11月6日 本間 允秀
12月4日 ―     フリートーキング
1月8日 ―     平成31年度の総括および新年度の活動計画
2月5日 鍋山 敏文
3月4日 有田  宏

 外部研修として別途高齢者住まいのバスツアーに参加の企画をすることにしました。
 9盈磴痢屮┘襯廛蕕泙弔蝓廚函孱藤丱侫ーラム」のイベントに参加することにしました。

4 その他
 例会の参加者がやや少ないので、会員の積極的参加を期待する意見が出されました。

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