いきいき終活研究会
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高齢期を迎えた消費者や高齢の親をもつ消費者が直面するのは、健康、お金、終の棲家などの様々な悩み。
これを消費者と専門家で話し合いながら、知識を深め、人生100年時代をイキイキと生活するための情報発信をしていきたいと考えております。

いきいき終活研究会からのお知らせ
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7月定例会は「後悔しないお葬式」をテーマに勉強しました。    2020-7-13
お経、戒名、昨今のネットによる僧侶手配サービス、コロナ禍での葬儀等多岐にわたり私たちが普段知っているようで、実は知らない内容を、お話しいただき、まさに目からうろこでした。

特に戒名は、その作り方などにも言及され、かなり時間のかかる大変なお仕事であることがわかりました。戒名=高いもの、というイメージが払しょくされました。

【以下、講師ご本人からの投稿です】

札幌市東区で日蓮宗のお寺を作りました菅原義恵と申します。
7月13日。「後悔しない葬儀」について話した内容をまとめました。

最初に簡単なクイズから始めました。
1.お経を書いたのはお釈迦さま?
2.お経は故人の為に書かれている?
3.戒名は必要ない?
4.お坊さんは肉魚を食べない?

1は×です。お経は最初、口伝で残されていましたが、時間と共に省略や勘違いが生じ、お弟子さん達がお釈迦さまの言葉を正確に後世に残す為に集まり編さんしたものです。

2も×です。人生をより豊かに、苦しまずに生きていく為の智慧です。

3は状況によります。お坊さんが葬儀にきてお経をあげる時は必要です。
友人葬の様にお坊さんが来ない葬儀では必要ありません。

4も×です。お釈迦さまの時代と今は食べます。食べない時代はありました。

その後、1〜4を補足し「僧侶手配サービス」や「葬儀社の選び方」を話した後、「後悔しない葬儀」についてお話しました。

終活全般に言える事なのですが、「縁起が悪い」とか「残された人に任せる」と、普段話したがらない内容です。

ですが葬儀の90%以上を仏式で行う現状を見て、お寺やお坊さん、葬儀社さんと、前もって相談しておく事はとても大事なことです。そして自分や大事な方の葬儀について、話し合うならば自分が健康で元気な内でないと出来ない事は当然でしょう。

「他人任せにしない」
「自分の亡くなった後の事を考える」

普段なかなか出来ない事を、前もって考える、行動する。
これが「後悔しない葬儀」の近道だと思います。

「ぼちぼち学ぼう お墓の話 〜 知っておきたいお墓事情」    2020-6-14
いきいき終活研究会 6月定例会
(講師 終活相談ネットワーク北海道:森 裕子)
「ぼちぼち学ぼう お墓の話 〜 知っておきたいお墓事情」

12年間、民営霊園の管理と運営に携わっておりました。その時に、高齢のお客様のご相談を受けることが多くなったことから、終活の勉強をして終活の相談窓口「終活相談ネットワーク北海道」を立ち上げ、霊園を退職した現在も12人の仲間と組んで、無料相談をお受けしています。 今回は、霊園勤務の経験から得た「お墓」に特化したお話です。

「1」お墓の歴史・移り変わり
 日本のお墓は、古事記に記された日本最古の墓石「千引岩」に始まり、時の為政者の統治方針や、宗教の影響、社会情勢などで様々な変化を加えながら、現在のカタチへと変化してきました。その変遷の歴史と、お墓の構造について。墓石に刻む文字から、普通、目にすることが少ない墓石の下、ご遺骨を収めるカロートやコンクリートの基礎などについて解説しました。

「2・3」お墓のメリットとデメリットについて
お墓があると子どもに負担をかけると言う高齢者が増えましたが、お墓は、必ずしも「負の遺産」ではありません。お墓が縁で、亡くなった息子さんの友人達と交流することになったご両親のお話や、幼い頃に離婚したご両親が、娘さんの建てたお墓に一緒に入ることになったお話など、霊園勤務時代に経験したお墓にまつわる温かなエピソードを紹介しました。
また、お墓の形態は、先祖代々の墓から、夫婦の墓、故人の墓、ペットと入る墓などさまざまなカタチに変わって来ましたが、それぞれのメリット、デメリットについてお話ししました。
 
「4」墓じまいの手順と注意点
お墓の価値は認めつつも、少子化や地方の過疎化、家族観や宗教観の変化は確実に進んでおり、実際にお墓を維持する事が難しいご家庭も多くなっています。そこで、墓じまいが増えていますが、その手順と注意点、業者選びと適正な価格のポイントについてお話しました。

「5」新しい供養のカタチ
お墓に代わって登場してきた、花壇葬、樹木葬、宇宙葬、散骨、手元供養などや、火葬や土葬に代わる遺体の処理方法デアレゾメーション、プロメッションについて。また、5〜6月の道新おくやみ欄から見えてくる、コロナで一層拍車がかかった葬儀の小規模化について。葬儀の形態の変化について、などお話しをしました。
葬送や埋葬、供養の方法は、現在、劇的な変化の時期を迎えています。しかし、中には、取り返しや、やり直しがきかないものもありますので、後悔を残さないように、よく調べて、慎重な選択をすることが大切に感じます。

いきいき終活研究会3月プレ活動報告    2020-3-29
皆様、「いきいき終活研究会」のHPをご覧いただきありがとうございます。

私は「いきいき終活研究会」会員の行政書士今井真由美と申します。新型コロナウィルス感染防止のため先月の活動は中止となりましたが、緊急事態宣言の解除に伴い、マスク着用などの条件付きで3月29日(日)13時〜17時エルプラザにてプレ活動として開催いたしました。(本格的始動は4月予定です。)

1月に開催したプレ活動では、私の専門分野である「高齢者とペットの生活」をテーマに、飼い主様が元気なうちに、家族である大切なペットと暮らせなくなったときに備えて、信頼できる新しい飼い主様にペットと飼育費を託す「ペット信託®」を中心にお話いたしました。

今回は「空き家対策〜今から始めることは?」をテーマに、今「空き家対策」のひとつとして注目されている「民事信託(家族信託®)」を中心にお話いたしました。
「民事信託」は、前回お話した「ペット信託®」と同じ信託法が根拠となります。

「空き家問題」の半数は相続が原因です。争う相続を残さないためにも、事前に対策する必要があります。
ご自宅を所有されているご高齢者にとって、長年住み慣れたご自宅をどうするべきか?をお考えになることは寂しいことなのかもしれません。

ただ、人とは違う「命」がご自宅にも存在していると思います。「命」あるご自宅だからこそ、元気なうちに「空き家」にしないための法的な対策が必要になります。

私も父との間で、父の所有する自宅とアパートを信託財産として民事信託契約をいたしました。親子の間で契約することに違和感を覚えるかもしれませんが、父との会話が増え、父の想いを受け継ぐきっかけになったと思います。

法的な対策をすることは、ご家族と話し合いをするきっかけにもなり、安心に繋がります。今回のテーマ「空き家対策〜今から始めることは?」が安心への対策・備えとなれば幸いです。

今回は新型コロナウィルス感染防止のためマスク着用でお話させていただきました。お聞き苦しい点も多々あったと思いますが、ご参加していただいた会員の皆様に心よりお礼申し上げます。

「介護業界の現在」〜知って準備を始める人・知らずに準備しない人〜    2020-3-18
札幌市伏見で有料老人ホームを運営している中村嘉孝です。介護生活は、まだまだ先のことと思っていた矢先、いきなり、3か月後に迫ったら、私たちは何から始めたらいいでしょうか?(実際、こういうことは多いのです。)

●介護はー宅で行うか∋楡瀑所かの選択
自宅介護→要介護者と介護者の生活を考えなければならない。
・私が看る(決心)→美談だけでは語れない「現実」がある。
・介護する側の自立した人生の一部が投げ捨てられて、要介護者の生活が成り立つのはどんなものか?
・介護は家の問題、家族愛は見返りを求めないものとするボランタリー精神は日本特有の文化。
・理解したうえで、適切な助けを取り入れることも重要だ。
・互いの生活を尊重した介護の在り方(介護する側もラクしなきゃダメ)

施設での介護→施設選びは人生選び→お金や地理的条件だけで決めるのは早計。
・介護施設は、パンフ見ただけではわからない。電話して行ってみる。
・同じホームでも、管理者が変われば、サービス方針はガラリと変わる。
・毎年、新しい業態が出てくる(介護業界にいる自分たちにもわからない)
・最近の例→シェアホーム(大学生と共生できるホーム)
・肝心なのは「よく知ろう」とすること。元気な内に介護について時間を割いて考えること。

<介護施設の種類と特徴>

【介護保険のサービスを使った施設】
〇居宅型(生活の拠点は家)
・通所介護事業所→出かけていく
・訪問介護事業所→ヘルパーに来てもらう
・ショートステイ
・小規模多機能(ショウタキ)
〇入所型
・グループホーム(グルホ)
・特別養護老人ホーム(トクヨウ)

【介護保険のサービスを使わない施設】 
〇サービス付き高齢者向け住宅
 (サコウジュウ)
 バリアフリー
 安否確認・生活相談
 ヘルパー常駐

●自分らしいシニアライフのスタート
 何故?ミスマッチが生まれるのか?
・自分自身の「〜したい」という目的が不明確なまま準備を始めてしまうのが大きな原因。
・たった一度の人生。毎日が日曜日の日々。
・シニアライフだからできることをじっくりと探求できる幸せの実現を考えてもいい。
・もっと我儘に好きなことをやってみたらどうだろう?

活動報告その2【「争族」にしない終活】    2020-2-26
1/26に実施された「イキイキ終活研究会」のミニ講座で、「争族にしない終活」をテーマに、お話させていただいた行政書士の永森勝幸です。

超高齢社会を迎えつつある現在、争族にならないための相続対策がマスメディアや地域説明会等で取り上げられています。しかし、それでもなお、相続全体の10%についてトラブルが発生しているという現実があります。

「世間でよく相続トラブルの話を耳にするけど、自分には関係ないわ、どうせ一部のお金持ちの話でしょう。」と対岸の火事のような認識でおられる方がまだ多くいらっしゃることが、トラブルを招いている大きな要因の一つなのです。
裁判所の司法統計によれば、相続トラブルは、この10年間で1.4倍になっており、遺産分割事件が起こった中での遺産の額は1,000万以下が約3割、1,000万円超5,000万円以下が約4.4割となっており、合計7割以上の事件は遺産総額が5,000万円以下なのです。

それに対して1億円を超える相続案件における遺産相続事件が意外と少ないことがわかります。このように遺産相続トラブルは実際には普通の中流家庭で非常に多く起こっており、決して対岸の火事などではなく、どこでも起り得ることなのです。
実際に起った事例としては、遺産の中に不動産がある場合で、売却益についてその配分について協議がまとまらずに争いになったもの。被相続人(亡くなられた方)の前妻の子供、認知した子供がいた場合は今の家族と他の家族との争いになったなど、他にも相続トラブルが起きてしまったケースは沢山あります。

では、相続トラブルを防ぐ方法には、どのようなものがあるのでしょうか。本来は元気なうちに家族と普段からオープンに相続について話をして、遺産の分割方法等を取り決めておくのが良いのでしょうが、核家族化が進んでいる現代で、それはなかなか難しいことです。
そこで最近よく耳にする「エンディングノート」とやはり「遺言書」が必要となります。
先に述べたとおり、「争族」は対岸の火事ではありません。
できるだけ早いうちに用意しておくことが、「争族」を防ぐことに繋がります。大切なご家族を守るためにこの2つを利用した「終活」を進めていただくことを切に願うところであります。

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